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明治時代の抵当権

先日、売却のご相談を受けた際に、売却希望不動産の登記を調べたところ、抵当権が設定されていました。

 

銀行の住宅ローン等お金を借りて不動産を購入する場合、債権者(お金を貸した人)は購入予定の不動産を担保にお金を貸しますので、購入した不動産には抵当権が設定されます。

 

抵当権とは万が一、貸したお金を返してもらえなくなった場合に債権者が担保不動産を競売で売却して、貸したお金を回収できる権利です。

 

抵当権が設定させている不動産はその詳細が登記簿に記載されます。

 

よって抵当権のついている不動産は購入しても競売によって第3者のものになる可能性があるので、売買する際は抵当権を抹消しなければ当然誰も購入しません。

 

通常、抵当権がついている不動産を売却する場合は、売買代金で抵当権を抹消しますので、抹消が可能かをを債権者に確認した上で、売買します。

 

今回ご相談いただいた不動産についている抵当権はなんと明治35年に設定されたものでした。

 

日露戦争の2年前です!!

 

当時の総理大臣は桂太郎で、桂太郎の2年前までの総理大臣は旧千円札の伊藤博文(第4次)でした。

 

債権額はなんと40円です!!

 

お金を貸した債権者は銀行ではなく、個人の方だったので、当然お亡くなりになっています。

 

債権者に115年分!の金利を含めて800円程を返せば抵当権は抹消できるのですが、抵当権が相続登記されていなかった為、債権者の相続人の消息が全く掴めません。

 

40円でも抵当権は抵当権です。

 

後から子孫を名乗る方が現れて、競売にかけられる可能性はゼロではありません。

 

このような場合、司法書士に依頼して債権者の不存在証明手続きを行い、借りたお金と金利を供託する事で、多少の時間と費用は掛かりますが最終的には抵当権が抹消できます。

 

このように大昔の抵当権が残っているケースは決して珍しくありません。

 

皆さんもご自分の不動産登記を確認してみて、形骸化した権利が付いていた場合、早めに手続きされる事をお勧めします。

 

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投稿日:2017/07/22   投稿者:鈴木 健蔵